時間で考える食事法

自然の摂理に合った食のリズム、生活リズムの要点をまとめてみましょう。

朝…早起きをし、6~7時頃に朝食をしっかり食べてエネルギーを補給します。でんぷん質の炭水化物はできるだけ朝にとるようにします。遅くとも昼までにとって、昼以降は控えます。
昼…できれば12時前に、肉や魚、卵などのたんぱく質を中心にとります。
夜…18時頃までに繊維質の野菜を中心にとり、あとは口を閉じます。22時半~23時頃までにはベッドに入り、なるべく8時間睡眠

この通りにするのは難しくても、正しいリズムに近づけることなら誰でもできるでしょう。

胃腸が休まる時間をつくるためにいつも心がけておきたいのは、就寝時までに食べたものが胃を通過できるようなリズムをつくること。

つまり、食べる順番を工夫するということです。

どうしても食事が不規則になってしまうときも、寝る時間から胃での消化時間を逆算して食べれば、胃腸への負担は少なくなります。

たとえば、次のように考えてみましょう。
・23時半に寝るとしたら、胃を約2時間で通過する繊維質の野菜は21時半までなら食べてもOK。
・消化に4時間を要する肉や魚、卵などのたんぱく質は、19時半ならぎりぎり食べてOK。
・夕方17~18時に夕食をとるのであれば、多少は炭水化物も食べてOK。ただし、注意が必要なのは、豆類、海藻類、根菜の食べ方です

豆類は良質な植物性たんぱく食品ですが、人間の胃袋の中ではうまく消化できないため、お腹を詰まらせてしまう原因になりますそのまま食べるのではなく、豆腐のように豆を崩して加工した食品など、消化しやすいものを選んで食べるようにしましょう。

ダイエットに効果的と言われる海藻類も、実は消化しずらい食品です。お腹を詰まらせないように、量は控えめにしましょう!
イモ類などのでんぷん質も消化しずらく、胃腸を詰まらせる原因になります。基本的に控えるようにします。

体脂肪が落ちなければ、意昧がありません

ダイエットをするにあたって「とりあえず食べない」というのは、手っ取り早い手段です。

その結果、たいていの人は体重を減らすことができます。

3~5キロ程度はわりと簡単に落とすことができても、5キロ以上はどんなダイエットを試みても減らしにくくなります。

多くのダイエット経験者が証言する「ダイエットの5キロの壁」は疎かに存在します。

なぜだと思いますか?それは、胃腸という臓器がうまくできているからなのです。

人間の胃袋は、最大で7キロ程度の食べ物を保存することができます。

そのため、大食いコンテストのような無謀な食べ方をしても胃袋が破れてしまうことはありません普段、消化管(口にはじまって食道・胃・小腸・大腸までの消化・吸収を行なう管)に保存されている食べ物は、通常で3~4キロ程度。

口にチャックを閉めて食べずにいれば、その保存分と水分が排出され、5キロ程度体重が減ります。

ただし、それは胃腸に詰まっていた食べ物がなくなっただけ。

まだ体がやせるための準備段階に過ぎません。

また食べれば保存がはじまり、あっという間にもとに戻ってしまいます。

単に同じ量が出入りしただけなので、結局プラスマイナスゼロ。

体脂肪もほとんど変動せず、根本は変わりません。

しかも、自己流で断食をした場合、胃腸へのダメージも心配されます。

断食はあくまで専門家の指導の下で行なうのが基本。

こうしたリスクを軽減しながら、安全に体の中身を改善することが大切です。

急いでやせるために自己流で断食をするのは、危険な行為なので決してやらないでください。